紀伊半島ツーリング
2018年3月
天候は全国的に良さそうなので、ツーリングキャンプに出かけることにしました。
バイクの移動は、北陸を高速移動中は少し寒さを感じたが、紀伊半島に入ってからは気温は上昇し快適に走行できました。
相棒はSUZUKI GSX-S1000Fで自己流ツーリング仕様にしてあります。
三重県御座のキャンプ場へ向かう
まずは三重県御座を目指すことにしました。
観光農園キャンプ村で費用は1,500円で薪代が500円で合計2,000円でした。
感じの良いおばちゃんが対応してくれました。
ロケーションは海のすぐ近くでバイクをテントのサイトまで乗り入れることが可能です。
少し段差があるので、バイク初心者には転倒のリスクはあるが、ゆっくりと注意深くサイトに入れば大丈夫と思います。

昼は比較的暑かったので、汗をかいてしまったが、3月なので夜になるとやはり冷え込みます。
そんな時は、焚き火をすると少し温まる感じがします。
料理は面倒なので、数キロ離れたショッピングセンターで買った食材(肉カット野菜等)をクッカーにぶち込んで温めたり、小さなプレートで肉を焼いたり、刺身を食べたりしながら隣のジムニーの人と会話を楽しみながらビールと日本酒をいただきました。
ワンポールテントは設営簡単で中が広い
今回はDODのワンポールテントを選択しました。
理由は3月ですが、紀伊半島の海岸の比較的暖かいところでテントを張ろうと思っていたからです。
ワンポールテントは入り口部分がタープがわりになるので荷物を減らすことが可能なことと、平らな芝生では設営がとても簡単なところが気に入っています。
下の写真は朝の様子です。
このテントの最大の欠点はテント内の土間の部分が広いために、結露すると土間にあるものが濡れることが多々あります。

仕方がないのかもしれませんが、今回はもろに結露が起こり、とても大変でした。
テントの横に置いてあったバイクがこの有様だったので、どんなテントでも結露したのではないかと思います。
海沿いの道路で塩岬へ
朝9時30分に観光農園キャンプ場を後にし、塩岬に向かいました。
紀伊半島の海岸はとても綺麗で、何回も足を運んでみたいなと思いました。

途中、無料の高速を使ったが、意外と時間はかかりました。
潮岬キャンプ場でテント泊
結局午後3時ごろに塩岬キャンプ場に到着し、テントを立て、周囲の松ぼっくりや小枝を少し集めて、買い物を済ますと5時近くになっていました。
テントを立てた場所は枯れた芝生で樹木の間に設営しました。
夕方は風が少し強めに吹いたのでテントを締め切って、前室でガスを使って簡単な料理をしました。
少し遅い時間になると風が止んだので、明るい間に集めた枝で少し焚き火ごっこみたいなことをしてみました。
薪ではないのですぐに燃え尽きてしまいました。(ちょっと心残り)
星空も少し楽しんだが、眠くなったのでテントの中へ…..。
気温は15度以上あり風も止んだのでテントの中は暖かく感じました。

潮岬キャンプ場は、シーズンになると有料になるらしいが、3月は無料で平日なのにたくさんのキャンパーがいたのには、びっくりしました。
バイクの乗り入れはできないので、いい場所を確保するには少し早めにテントを張った方が良いかもしれないよ。
トイレは道路を渡ったところにあるが平坦なので苦にはなりません。

潮岬キャンプ場の朝、ホトトギスの声で目が覚めました。
夜中には、何故か何度も目覚めてしまいました。
一人キャンプをすると不安な気持ちになることがあるので、仕方がないのかもしれないと感じています。
若い頃は、夜に出発したツーリング途中の道路の路肩で寝れたのですが、年をとると様々な情報が頭にインプットされ余計に怖い感情が湧いてくるのかもしれません。
情報は適度にあった方が良いが、ありすぎるのも考えものだと思うようになって来ているのは、自分だけでしょうか。
この後、スマホの天気予報で天候が崩れるという情報により、雨を避けるためにホテルで一泊して帰路につきました。
テント紹介
ドッペルギャンガーの一人用ツーリングワンポールテントは簡単設営、見た目はかっこいいが、自立しないのでペグが刺さるところ限定でですが、寒い時以外はとても扱いやすいです。
最大の欠点は結露しやすいことかもしれません。
軽くコンパクトなローチェアのヘリノックスを愛用しているが、めちゃ値段が高いのと組み立てに2分くらい用することが欠点かも。
軽くてコンパクトなので愛用していますが。
キャンプの調理器具
料理は基本的にガスを使用しているのは、煤(スス)で汚れないし、カセットガスは手に入りやすいからです。
ソフトクーラーがあると冷たいモノの買い物に便利です。
サーモスのソフトクーラーは保温性が良いのでオススメですよ。
ワンポールテントに鍛造ペグ
鍛造ペグはワンポールテントの時は持ち歩くようにしています。
ナイフとハンマーは火を付けるときに大きすぎる薪や拾った枝を割ったり切ったりするときに使ったりすると便利です。
焚き火で注意が必要なナイロン製の衣類
※焚き火をする時は、ナイロン製の衣類ばかりを着用していると火の粉で穴が開くことがあるので、綿の長袖シャツを一枚持っていくようにしています。
軽い素材は、火には弱いと思った方が良いですよ。